「秋を歌う音楽会」歌いました~

秋のコンサート、3本立て最期の一つ
「秋を歌う音楽会」、お陰さまで最後まで演奏することができました。

ご来場頂きました皆さま、誠にありがとうございました。
このコンサートは、昨年の9月に催して頂いた音楽会の再演でした。

あれは、イタリアから帰国して
初めてきちんと歌わせて頂いたコンサートでした。

田舎に引っ込み、すべてが面倒で、
こっちで歌うのをグズグズ渋っていた私に、
あや子さんとさやかさんが何度も粘り強く、
歌え歌えと強く励まして下さいました。

その時の演奏で、
これからも歌おうと、日本でも歌おうと、
迷いが晴れたのであります。

あや子さん&さやかさんへの感謝はとても言葉で言えません。

その感謝を、歌うことで伝えたい。
否、歌うことでしか、伝えられない。

そんな演奏会の再演です。
気合いの入らない訳がありません。


なーのーにー

あ、やっぱりド緊張してしまいました(>_<)

何故って、最初のご挨拶の時に話すこと、
綺麗に忘れてしまったのです。

話のネタどころか、必要事項まで、
全てが忘却の彼方です。

それぐらい、集中力を要する曲をプログラムしてしまったのです。

それと、私がマイクを持つと何故か客席で苦笑が起きるんですね。
これも、最初は不思議で溜まりませんでした。

でも、段々ですが、告白しますと、

くすって笑われないと不安になるんです…
つまらん話をしてしまったのでは無いかと。

歌より、笑いを優先する。
そう、それは違う職業への入口。

苦手とは言っていられないですけど、
お話も少しはキチンとできるようになりたいです。
出来たら標準語で。
…それとも話し声の問題か。


肝心の演奏ですが、

今回、
あや子さんの歌を全く聞けなかったんですね。

控え室にいて、

おかしいな?
聞こえないな?

って思ったいたら

痛恨のモニターオフ。

気がついたのは最後の1曲の時です。
…どんだけ緊張しているんでしょ。

そんなこんなで、自分の事だけ書きます。

前半、冒頭のチマーラの郷愁とトスティの最後の歌。
この2曲は、私が自分で歌いたいと提案しました。

慣れないことはするもんではありませんね。
のっけからシドロモドロです。
本当に最後にしてしまおうかと思いました。

次のカルーソー。
これは、さやかさんから2年越しで熱いリクエスト頂いてました。

これを歌え~‼
みたいな。

今回は、6月に一度歌ってしまった事もあり
もはや回避不可能と判断しまして
誠に僭越ながら歌わせて頂きました。

この曲は、イタリアのポップスというか何と言うか、
とにかくカンツォーネですら、無いんです。

んま~、マイケル・ジャクソンの歌を
オペラ歌手が歌うのを想像して頂けたら
大体当たらずも~って感じだと思います。

なので、本当に私に歌えるのかと思いましたが…
キーが高い高いですし。
下げましたけど。

しかし、さやかさんの情熱的でアドリブの効いたピアノで歌ってみたい
という歌手の本能に逆らえず、歌ってしまいました。

いや~、さやかさんのピアノが凄すぎて、自分の歌良くわからないです。
キー高いですし。
ちょっと下げましたけど。

どうして、ここまで変化と言うか遊びのある熱いピアノが弾けるんでしょうか。
背中にビシビシ愛を感じました。
歌がグダグダな分、ピアノの凄さが目立った演奏だったと思います。

別れの歌は~

ピアノの超有名な曲なんですよね。
私でも知っている位なんだから。

なのに、何故か歌えないんです。

ここで、やっとで、あや子さんの声が聞こえました。
そして、私も知っているメロディを儚げに歌ってくれました。

私と言えば、受験の時のソルフェージュを思い出しました。
ここでピアノ弾いたらいけない病の発作が出るとは思いませんでした
m(._.)m


後半です。
ここからは、さやかさんが歌ってと言って下さった曲が並びます。

こんなに凄いピアニストさんから、

潤平くんこれ歌って
あれが聞きたい

と言って頂けるほど光栄な事はありません。

落葉松は、これが生涯2回目の演奏です。
出来たら最後にしたいです。
ニホンゴムズカシイネ~

太陽の大地は、
ナポリ語が覚えられず、

私の心の師匠、
ジュゼッペ・ディ・ステーファノ様が
歌っている録音を見つけられず

もう、やぶれかぶれです。

でも、曲は大好きです。
流石に、さやかセレクトです。

マリウ、愛の言葉をは、
まさかこんな甘々な歌を
恥ずかしげも無く歌う日が来るとは夢にも思っていませんでした。

だって、イタリア的本気の口説き歌ですから…

イタリアでもかなり好まれている曲です。
ええ、怖くて中々コンサートには出せませんでした。

今回、厚かましくもチャレンジできて幸いです。
今後有効活用出来たら、いーなー。

流石さやかセレクトです。

続きまして、今回もう一つの大きな懸念材料でした、
「カルメン」花の歌です。

テノールの曲の中でも、こんなにもセクシーさを要求される
アリアも少ないのでは無いかと思います。

私の場合、そんな偉そうな事の前にフランス語と言う大きな壁が…
アルプスの峠は思ったよりも険しいですが、
いつかこの壁を崩してみせます!

あとは…
寝てはいけない~byトゥーランドットです。

もうここまで来たら泣き言言えません。
ただ、声を振り絞るのみです。

最後まで、高らかに歌えたら、きっと楽しいでしょうね…

アンコールはごめんなさい。
勢いだけで歌ってしまった、カタリとメリーウィドーワルツです。

踊れと仰ります?
無茶を言ってはいけません。
立っているだけで精一杯です、不器用ですから。

それでも、あや子さんと最後の最後に
ちょこっとでも一緒に歌えて嬉しかったです。

とっても穏やかな気分で終演を迎えられたのが幸いです。



いつも優しくてきれいなお姉さま二人を前に、私ハニカミ気味です。

あやこさん、さやかさん
本当にいつもありがとうございます。
ご期待に添える様に頑張ります。

また、~を歌う会が開けたら嬉しいです。
次こそは…

皆様、本当にありがとうございました。
m(._.)m

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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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プロフィール

あいやまじゅんぺい

Author:あいやまじゅんぺい
相山潤平
オペラ歌手(テノール)
国立音楽大学大学院修了
ミラノ市立音楽院修了
リッソーネ市第2回国際オペラコンクール最優秀テノール賞受賞
日本とたまにイタリアで演奏活動中。

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2017年7月30日(日)
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